有智山 蓮城寺
「内山観音」で知られる大分最古の古刹です。真名野長者伝説ゆかりの史跡が多く残されています。
奥豊後エリアは、大分県の南部に位置し、くじゅう連山や阿蘇山など九州を代表する山岳に囲まれた緑豊かな地域です。
大分市からは車や電車で約1時間半で到着でき、また熊本からも豊肥本線の特急電車や車でのアクセスが非常に便利です。
奥豊後エリアは、9万年前の阿蘇山大噴火からもたらされた壮観な渓谷や滝などの自然景観、磨崖仏や石橋等の地質遺産が数多く見られます。
また、長湯温泉や赤川温泉をはじめとした多くの温泉郷があり、それぞれに特色ある泉質が楽しめます。
全国トップクラスの椎茸や豊後牛を使った地元の美味しい料理も魅力です。
巡礼の際には、地元の美味しい料理や魅力的な観光名所もぜひお楽しみください。
約9万年前の阿蘇山噴火で形成された田園地帯に突如現れる半円形の雄大な滝で、「日本の滝百選」に選ばれています。滝前の吊り橋からは、まるでナイアガラのような景観が広がります。
竹田市にある長湯温泉は、炭酸濃度、湧出量、温度で世界屈指の炭酸泉と称される温泉地です。「飲んで効き、長湯して効く」として古くから湯治場として親しまれています。
稲積水中鍾乳洞(いなづみすいちゅうしょうにゅうどう)は、全長約1kmを誇る日本一長い水中鍾乳洞です。水面上の通路を歩いて見学することができるほか、潜って探検することも可能です。
沈堕の滝(ちんだのたき)は、国登録記念物に指定された名瀑です。水墨画家の雪舟が「鎮田爆図」を描いたことで有名です。明治時代末期に建設された沈堕発電所跡(近代化遺産)も見どころです。
日本100名城のひとつで国指定史跡。竹田市で幼少期を過ごした瀧廉太郎の「荒城の月」のモデルとして知られ、断崖絶壁に築城された難攻不落の城からは阿蘇山と竹田の城下町が一望できます。
虹澗橋(こうかんきょう)は、岡城下から臼杵城下へ至る街道の難所を克服するため、地元の豪商3名が私財を投じて建造した単一アーチ式の石橋です。国の重要文化財に指定されています。
普光寺境内にある磨崖仏です。中心に日本最大級を誇る不動明王像、両脇に童子像が彫られています。紫陽花の季節には境内一面にみごとな紫陽花が咲き誇る「紫陽花寺」としても有名です。
菅尾磨崖仏(すがおまがいぶつ)は、左から千手観音・薬師如来・阿弥陀如来・十一面観音・毘沙門天の5体が立体的に彫られた磨崖仏です。国の重要文化財および史跡に指定されています。
犬飼石仏(いぬかいせきぶつ)は、本尊不動明王の坐像を中心に、左右に二童子の坐像が刻まれた磨崖仏です。凝灰岩の岩壁に立体的に彫られており、国の史跡に指定されています。