第39番 国祐山 妙法院

寺院・札所写真01
本堂
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妙法院の創建は明治36年(1880年)頃、初代法真和尚が比叡山での修行の後、長崎に庵を建てたのが始まりです。昭和7年(1932年)頃、伊万里市界隈に疫病が流行したとき、その惨状を憂いた当時の町長が十二代片桐法師の験力を頼って要請し、東山代町に別院道場を設けました。

その後、長崎市は悲惨な原爆により壊滅してしまいます。長崎の堂宇も例外ではなく焼失したため、伊万里の別院道場に法灯を再興して、妙法院と号しました。そして現在、妙法院は仏心を根底とする精神修練の道場として、また、九州四十九院薬師霊場の発祥の地として発展し、広く社会に貢献されています。

妙法院の宗派は、役小角(役行者)を開祖とする金峯山修験本宗です。もとは天台宗に属していましたが、昭和23年(1948年)に独立し、同27年に宗名を金峯山修験本宗と改めました。近年設けられた医王殿には、薬師如来・白衣観音を安置。境内の一隅にある水子観音堂には水子霊園を開設して、無明の糸に操られた諸霊の供養が行われています。

ありがたや
妙なる法の 国祐山
あまねく照らす 南無医王殿

詳細情報

寺院・
札所名
国祐山 妙法院こくゆうざん みょうほういん
住所〒849-4271 佐賀県伊万里市東山代町長浜99-3
電話番号0955-20-9329
宗旨金峯山修験本宗
本尊金剛蔵王大権現
拝観時間薬師堂9:00〜17:00

御朱印

内容手書きの御朱印はできません。
受付時間9:00〜16:00
受付場所玄関内前の簡易朱印所

アクセス情報

アクセス
方法
【電車・バスの場合】
JR佐世保線・伊万里駅よりタクシーで8分。
または松浦鉄道・川東駅よりタクシーで4分。
【車の場合】
武雄佐世保道路・西九州自動車道の国道202号/国道35号方面を出て23分。
駐車場あり(大型車3台、普通車30台可)