縁起
開創(創建)
奈良時代養老元年(717年)行基菩薩がこの地に草庵を結び、一刀三礼にて十一面観世音菩薩を刻まれ、安置なされたことを以って開創としています。
中興
承和二年(835年)寺は、火災に遭い建物はすっかり焼けてしまいました。本尊さまのみ炎の中に焼けずに立っておられたことから、現在に至るまで、火災よけに霊験あらたかとして崇信されています。
承和十四年(847年)慈覚大師円仁和尚によって再興され、寺は「大興善寺」と命名されました。以後、比叡山延暦寺の末寺となり、今日に至っております(昭和53年には、九州で最初に天台宗別格本山となりました)。
近世
大正末期に植えられたつつじが育まれ、つつじ園(現在の大興善寺公園)が開園し、昭和25年(1950年)頃からつつじの名所として注目されるようになりました。昭和32年(1957年)には久留米ロータリークラブより「つつじ寺」の愛称を贈られ、寺の代名詞として親しまれるようになりました。
つつじ園開園以来、「契山」にて園づくりが重ねられ、それが現在の大興善寺の主たる活動となっております。
契山の山肌を活かした園づくりは、実りの秋ならではの多彩な美観を生み出すことにも繋がり、近年になり晩秋の紅葉名所としても高い評価をいただくようになりました。
第49番 小松山 大興善寺
所在地 |
〒841-0203 佐賀県三養基郡基山町園部3628 電話:0942-92-2627 |
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名称 | 小松山 大興善寺(こまつざん だいこうぜんじ) |
通称 | つつじ寺 |
宗旨 | 天台宗 |
本尊 | 十一面観音菩薩 |
寺宝・文化財 | 本尊 十一面観世音菩薩(県指定重文)、脇仏 多聞天 広目天 (国指定重文)、 太宰府天満宮本地仏 十一面観世音菩薩 不動明王 毘沙門天 准胝観音 |
ホームページ | http://www.tutujidera.ne.jp |
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定期的に行われている行事をご紹介致します。
日時 | 行事名称 | 内容 |
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11月23日 | 天台会 声明公演 | ... |
8月16日 | 施餓鬼法要 | ... |
2月第1土曜日曜 | 開運星祭護摩祈祷 | |
4月下旬〜5月上旬 | つつじ祭り | |
5月1日 | 除病護摩祈祷 | |
10月1日 | 息災護摩祈祷 | |
11月中旬~12月上旬 | もみじ祭り |
ちぎりの里
佐賀県三養基郡基山町園部3764−3
TEL:0942-92-0050
(つつじ味噌 野菜入りかりん糖 製造販売)
鶴製茶
佐賀県三養基郡基山町園部
TEL:0942-92-2165
(自家製 緑茶販売)
花やしき
鳥栖市柚比町
TEL:0942-83-2000
(生演奏 ステーキ 和食 もみじ庵)