第37番 三間山 東光寺

寺院・札所写真01
本堂
寺院・札所写真02
山門
寺院・札所写真03
本堂内
寺院・札所写真04
薬師如来像
寺院・札所写真05
隠れキリシタン観音
寺院・札所写真06
上から見ると右手で十字が結ばれています
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東光寺は、大同年間(806〜10年)、弘法大師が黒髪山西光密寺(現大智院)を創建したとき、その麓に一宇を建立したのが創まりとされています。鎌倉時代には黒髪三所大権現と称して修験の道場となり、武雄領主・後藤氏の祈願所として栄えました。

火災により一時は途絶えましたが、長い年月を経て、天文16年(1547年)阿忍僧都によって再興。本尊に薬師如来を祀り、脇持仏に阿弥陀如来と聖観音を合祀したとされています。その後の明暦2年(1656年)、武雄城主・茂和の命により黒髪大権限を勧請して鎮守社として祭祀し、近隣の村々に神社を創建、統治しました。明治維新の神仏分離に際して鎮守社は独立移転し、一時は衰退を余儀なくされましたが、中興宥厳法印と先住隆堅法印によって復興され、現在に至ります。

脇持仏の阿弥陀如来立像は東光寺に現存する最も古い仏像で、安阿弥(快慶)の作と伝えられています。また、兼好法師撰、小倉山京極定家筆「真髪山紀事」の古文書は、弘法大師と黒髪山との関係を知る上で貴重な史料となっています。

本堂には多くの仏像が祀られ、牛骨粉を混入して一層の白さを際立たせた「有田焼聖観音立像」や、隠れキリシタンの人々が聖母マリアとして拝んでいたといわれる「隠れキリシタン観音」など、異彩を放つ尊像が収められています。

旭日さす
瑠璃の光りに 照らされて
いのりささげむ けふのうれしさ

詳細情報

寺院・
札所名
三間山 東光寺みまざん とうこうじ
住所〒849-2303 佐賀県武雄市山内町三間坂甲14866
電話番号0954-45-4533
FAX0954-45-4860
宗旨真言宗大覚寺派
本尊薬師如来
寺宝・
文化財
本尊・薬師如来坐像(元禄10年作)、阿弥陀如来像
拝観時間8:00〜18:00

御朱印

内容納経所入口のベルを鳴らしてください。
住職不在の時がございますので、前日までにお電話いただくと安心です。
受付時間8:00〜18:00
受付場所納経所

ご祈祷・ご祈願

内容2月3日は星祭りを優先します。
お申込み方法お電話にてお申し込みください。

恒例行事

修正会
日時:1月1日
星祭
日時:2月3日(節分) 13時
内容:星祭り護摩祈祷。飲み物あり。福引(福豆)
花祭り甘茶取り・水子法要
日時:5月1日 13時
内容:花祭(甘茶取り)・水子法要・柴燈護摩祈祷。飲み物あり
施餓鬼会
日時:8月8日
11時 受付
13時 法要
内容:飲み物あり。新仏並びに先祖塔婆供養致します
暮説教法要先祖総供養
日時:12月5日
13時 昼席(飲み物あり)
内容:檀信徒先祖総供養説教法要。諷誦塔婆回向・布教師による法話
除夜の鐘
日時:12月31日 23時30分
内容:豚汁の接待あり

アクセス情報

アクセス
方法
【電車・バスの場合】
JR佐世保線・三間坂駅より徒歩14分、またはタクシーで3分。
【車の場合】
九州横断自動車道・長崎大分線・県道1号方面を出て16分。
駐車場境内下にあり(マイクロバス10台、普通車40台可)