縁起
創建は延文3年(1358)大友七代泰氏が大野川をさかのぼった川添村に建立、高獄禅師を招いて開山した。
当初は大友氏の祈願所であったが、宗麟の重臣・吉岡宗歓が鶴崎に居城を構え、城下町を整備したとき龍興寺を近くの三軒町に移した。
元禄元年(1688)湛堂和尚が堂宇を再建、師の柏翁祖棟を請うて中興開山した。ついで大用素道和尚の代に弁財天をまつり、鎮守堂・地蔵堂など建立、壮大な伽藍美を誇ったが、その一方で河川の氾濫に悩まされていた。
降って、昭和7年にようやく大野川改修工事が行われ、龍興寺も現在地に移転することになったが、この間に歴史的事件が勃発した。
その一つが明治7年に起こった熊本藩士の仇討ち、また昭和の工場誘致にからむ割腹事件などもそうで、いずれも龍興寺が悲劇の舞台に利用されたという。
第15番 瑞雲山 龍興寺
所在地 |
〒870-0109 大分県大分市徳島1丁目7-27 電話:097-527-3767 |
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名称 | 瑞雲山 龍興寺(ずいうんざん りゅうこうじ) |
通称 | |
宗旨 | 臨済宗妙心寺派 |
本尊 | 釈迦牟尼仏 |
寺宝・文化財 | 聖観音像・不動明王・地蔵菩薩 |
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